「ぼく」がうらのはらっぱでいろんなものを見つけるお話。
きのうなくしたスコップに始まり、そのスコップでどんどん穴を掘っていくと昔なくしたものがどんどん出てきます。
掘り進むほど、幼い頃に使っていたものが出てきて、読んでいる親としては、我が子が生まれたばかりのことなんかを思い出してちょっとしんみりしてしまいます。
なつかしいベッドの脇でうたた寝をしてハッと目覚めた「ぼく」の気持ちになんとなくシンクロしたりして。
娘が寝てばかりの赤ちゃんだった頃はもう昔のことなんだなぁ・・・
娘がそんな気持ちで読んでいるわけは無いと思いますが、いろんなモノが出てくるので楽しく読んであげられると思います。