2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。もうこのシリーズの本はつまらないかな?と思いましたが、おもしろい読み方がありました。
一台ずつ別な色の車が、鳴らす音と共に紹介されます。赤は「ぶーぶー」、青は「ぷーぷー」、黄色は「ぱっぱっ」・・・。そして、その車が一台ずつ増えていく様子を並べながら紹介していきます、音を鳴らしながら。
ただ、それだけの本なのですが、赤はどんな音だっけ?青はどんな音?とそれぞれの音を記憶して、口に出させるという遊びができるのです。似たような音だったり、色に紐づいた音を言わせたり、色を言わせたり、とゲームみたい。は行とぱ行の音しかでてこないので、発音できないわけではないですが、のばす音とつまる音の違いなど、日本語の発音の練習にもなるのです。3歳を目の前にしていると、ちゃんと違いを発音できるか、とこちらはテストしている気分。後は、記憶ゲームですね。
車がでてくるだけの単純な本ですが、なんだか色々な遊び方、学ばせ方、ゲームとして読んでやれる幅広く楽しめる本ですよ。