赤い三角のところに、つぎつぎと色々な色の三角がやってきます。1個だけで来たり、何個も一緒にきたり、何色か一緒に来り。その都度、最初の三角が形や大きさを変えて行き、ゴージャスな絵柄に変わって行きます。そして、最後には・・・
赤い三角。
この本は、三角形をテーマにしたワークショップで出会いました。さんかくが変わって行く様に、子供達は「お魚みたい」「花火だよ」「ロケット!!」「ふね」「とかげのしっぽ」と、さまざまな反応をしめします。そばで見ている親達も心の中でそれぞれのイメージを言葉にしていたことと思います。
三角形だからこそ、これだけ豊かな形を生み出すことができたのだと思います。これが、しかくではこうは行かないでしょう。さんかくだからこそ、シャープな感じ、華やかな感じ、重そうな感じなどなど、出すことができたのだと思います。