いせひでこさんが絵を描いているということで手に取った絵本ですが、いろいろなことを学びました。
何となくわかったつもりでいた虹の仕組み。太陽と自分の位置関係、裏から見たらどうなるの? 横から見たらどうなるの? 恥ずかしながら私の理解度は8割程度でした。
絵本を読みながら、いかにも知っている風に装いながら、ちゃっかり自分も勉強してしまう。絵本や児童書のありがたさです。
とはいえ、この絵本はいせひでこさんの世界でもありました。描かれている絵も虹の色彩から出来上がっているような、透明感がありながら存在感があるいせひでこワールド。
理科がどうも苦手という人も楽しめると思います。