なかやみわさんの作品ということで手に取りましたが、
意外に奥の深いストーリーでびっくりしました。
みんなの役に立っていた老木が切られ、切り株になってしまうのですね。
役立たずになったと悲しむ切り株でしたが、
動物たちが、切り株ならではの利用方法を教えてくれるのです!
切り株の絶妙な表情がその心情をよく伝えてくれます。
最後の活用方法は、まあ、なんて素敵なんでしょう。
切り株としての誇りを感じさせるフィナーレに拍手!
そう、「人の役に立つ」ことの活力を感じさせてくれますね。
幼稚園児くらいから大人まで、滋味深く感じてくれると思います。