我が家の子供たちは、虫やトカゲなど、捕まえてきては、かごの中に入れて可愛がっています。
親からしてみると、捕まえられた生き物がかわいそうで、早く返してきなさい、と言ってしまいます。とにかくその生き物がかわいいという事は確かなんだけど、明らかに、その生き物は幸せではない…。
たまたま絵がほんわかしていて気に入ったのと、題名が気になって、図書館で借りたこの絵本でした。息子も絵が気に入ったのか、自分から手に取って読んでいました。
「かごの鳥がかわいそうだったよ。」と言って、10歳の息子は何か考えていた。様子でした。
とてもためになる絵本でした。
単に子供への生き物を飼う教訓ではなくて、私自身、子供とのありかたを考えさせられました。そういった、深い意味も込められた絵本なのかな、と思いました。