大雪の日に、ねずみのおいしゃさんは往診を頼まれますがその途中、スクーターが動かなくなってしまいます。
なんといっても、この絵本の魅力は「絵」でしょうね。
大雪の日の森、民家、あたたかい室内がどれもとても叙情豊かに描かれています。
スクーターが動かなくなったからといって、勝手に冬眠中のカエルさん宅へ入って寝込んでしまうねずみのお医者様。
「ちょっとちょっと、、」といった感じですが(笑)生き物らしくていいですね。
患者さんは診察を待たずに治ってしまったのに本人が風邪をひいてしまうところもかわいいです。
寒い日のお話なのに心あたたまります。
おすすめです。