主人公ニコルがクリスマスに「サンタクロースください」とお願いしたところからお話が始まります。子供(作者)の発想ってすごい。サンタクロースがもらえたら確かに最高ですもんね。でもものすごーく無理なお願いのはず。サンタさんはどうするのだろうとワクワクしました。
ニコルのお願いを見て、案の定困り果てたサンタさん。ニコルのお願いは聞いてあげたいけれど、自分を待つ子供たちは他にも大勢。
結局サンタさんが置いていったプレゼントと、その後の一生懸命(ときどきおとぼけ)の働きぶりに、なんだか胸がじーんとなりました!サンタさんの熱いくらいの子供たちへの想い、これくらいの情熱を持って子育てしなくちゃって、親目線で再確認。
絵もとってもかわいいです。5〜6歳から楽しめると思います。