一人暮らしのおじさんは、たくさん料理をつくって食べるとくたびれてしまい、使ったお皿をそのまま放っておきます。次の日も、その次の日もお皿を洗わなかったので、汚れたお皿はどんどん増えてきれいなお皿がなくなり、とうとう灰皿や植木鉢で食事をするようになるおじさん。読んでいる私たちは、このままどうなってしまうんだろう?と心配でたまりません。でもおじさんはスゴい解決策を思いつくんです。
バーバラ・クーニーの洗練された絵と、ユーモアたっぷりのおはなしがとてもマッチしている絵本だと思います。黒と赤と緑の3色で描かれた挿し絵はとてもオシャレです。