『ぼくは、クリスマス・イブに、このクリスマス・ツリーを、
特別のおくりものとして、ともだちみんなにみせるんだ。』
一生懸命飾り付けをした、りすのクリスマス・ツリー。
その木の一番先の枝の真上に美しい星が出て、
《銀色のクリスマス・ツリー》になり、
それはそれは素晴らしく綺麗に見えたのです。
でも、次の朝、りすが目をさますとその銀色の星はなくなって・・・。
一体、どこにいってしまったんだろうと、
祈るような気持ちで探しに出かけるりすの必死な思いが伝わってくるようです。
ちょとした誤解はあるけれど、
動物たちが、お互いを大切にしたいと思う気持ちが読み取れます。