子どもたちに心から薦めたい絵本です。
シンプルに友だちがいることの素晴らしさを語っているのだけれど、友だちがいてよかったと、クリスチャンソンの経験に裏づけられた素朴な語りだからです。
友だちなんて信用するんじゃないぞと愚痴る人がいるとしたら、本当の友だちができなかった不幸な人かも知れません。
人間関係って些細で複雑です。
信頼関係って築くものかも知れません。
ボタンのかけ違いで、離れてしまった友だちもいます。
ちょっとした偶然から、離れたままのボタンがボタン穴に収まったこともあります。
友だちって、決して自分にとって都合のいい人ではないけれど、いつもそばにいなくても、友だちは友だちだと思います。
多くの友だちがいたから今の自分があるのだと、思える歳になりました。
だから、子どもたちに友だちの大切さを語りましょう。