新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ」 渡”邉恵’里’さんの声

ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ 作:伊藤英治
絵:山本 祐司
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年02月
ISBN:9784265052523
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,292
みんなの声 総数 5
「ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • きょうだいの目線が、鋭い

    【内容】
    お姉さん、お兄さん、弟、妹…きょうだいをテーマにした詩が15編。
    温かいイラストとともに納められている。
    まど・みちお、阪田寛夫、工藤直子、金子みすゞ…など、素晴らしい詩人の名作を、気軽に楽しめる一冊。

    【感想】
    きょうだいって、いろいろあるんだねぇ〜と、ちょっとぼーっと考えてしまった。
    ここに出てくるきょうだいは、仲がいい場合も、そうでもない場合もあり、年の差もいろいろ、家庭環境もいろいろらしいことが想像される。詩人の育った家庭環境も反映されているかもしれない。
    いろんな家庭のきょうだいの様子を、ちょっとのぞき見したみたいな気分になった。

    一番好きな詩は、「おねえちゃんのめがね」(島田陽子)。
    コテコテの関西の姉妹の詩。関西の言葉が、面白い。妹がお姉ちゃんのコンタクトレンズを見て、いろいろ思ったことを表現した作品。子どもの視線は、案外大人よりも鋭く、つっこみが激しくて、ボケもあって、面白くて、親しみやすくて、大好きです。関西人の友達に、音読してもらいたい。

    この本を読んでいると、詩は身近なもので、楽しいものだと思えてくる。
    格調高い詩も、詩ではあるのだろうけど、こんな庶民的で、身近で、経験して居そうな感じの作品も詩。詩の世界がだだっ広く広がっていきます。とどまるところをしならい、ユーモアの世界。

    自分の兄弟についても思い出したり、子どもの頃の思い出を思い出したりして、本を閉じた後も楽しめるお得な一冊となっております。

    投稿日:2017/03/31

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ」のみんなの声を見る

「ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / ぐりとぐら / こんとあき / バムとケロのさむいあさ / はらぺこあおむし / おつきさまこんばんは / もこ もこもこ / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.5)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット