『THANK YOU YOU’RE WELCOME』が原題。
作者が、「ありがとう」と「どういたしまして」を混同する孫たちのために書き下ろした作品です。
ジミーくんを主人公に、いろいろなシチュエーションで、
あいさつのやり取りのコツがつかめるのではないでしょうか。
いい子のジミーくんは、「ありがとう」をたくさん言っているうちに
飽きてしまうのです。
このあたりの感覚は子どもらしい発想ですね。
そして、「どういたしまして」というタイミングをママに相談するのですね。
なかなか返答が難しいですが、ママが的確に指南しているところがすごいです。
あいさつのやり取りの醍醐味が伝わってきます。
ずいぶん古い作品で、絵も古風ですが、素朴な味わいがあります。
幼稚園児くらいからでしょうか。