ロシア民話の絵本では有名なトルストイさんの絵本です。
読んでいただければわかりますが、読んでいるうちに、「てぶくろ」を思い出します。そう、こちらはロシア民話、「てぶくろ」は、ウクライナ民話だそうです。(訳者あとがきより)ちなみに絵を描いているのは「てぶくろ」と同じラチョフさんです。
落としたつぼの中に、次々と動物が棲み始めます。初めははえのぶーんぶん、次は蚊のぴいぴい、というように次から次へと入ってくる動物のネーミングがとても面白くって、子供達はゲラゲラ笑っています。
そして最後まで緊張を高めて、えーーー、そうなるの??という、落差がとっても面白いです。
我が家の娘達は「おおきなかぶ」をはじめ、ロシア民話の不条理な感じがとても好きなので、これも、お気に入りの一つです。