装丁が美しいと思い手に取ったら、しめかざりの本。書店の絵本コーナーでも図書館でも見かけたことがないし、どんな内容だろうとまずは全部私が読んでみました。
本当に、隅から隅までしめかざりの本。
文章は平易でしたが、内容はかなり専門的です。
これは、なかなか子供が自分から手に取る本ではないし時期的に今しか紹介できない…と思い、ブックトークで紹介しました。
しめかざりとは、いったい何か。
どのような意味があるのか、種類はどのようなものがあるのか。
ここまではまあ、想定内の内容ですが次は作り方。
ですがなんと、材料となる藁を作る(草を刈り取る)ところから(笑)。
「そこから?!」とびっくり。そして細かい編み方も図解していていきなり職人向けの内容に。
その辺は飛ばして、人々の「新しい年が良い年になりますように」と祈る気持ちがしめかざりに現われているのですね、と締めくくりました。
子供たちは、鶴やカメなどの色々な形があることに反応していました。