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メイおばちゃんの庭」 はなびやさんの声

メイおばちゃんの庭 作:シンシア・ライラント
絵:中村 悦子
訳:斉藤倫子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,282
発行日:1993年11月
ISBN:9784251062574
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • 読むべき時期が来た時に読めた本

    本って不思議なもので、その人が読むべき時期が来た時に読む本があるように思います。

    この本もそんな本でした。

    今年の1月にシンシア・ライラントの「ゆき」という絵本を読み、その詩情豊かな世界が気に入って、

    図書館でシンシア・ライラントの本を検索して書き写し、小石通りのいとこたちシリーズを五冊借りて読みました。

    低学年読み物については、大人の愛情に包まれた作品であってほしいという私の願い通りの、

    周りの大人の優しさに育まれていく三人の少女たち。

    そして検索した時に気になっていたのが、『メイおばちゃんの庭』という本、

    ひょっとして私が買って持っている本ではないかと、見てみたらありました。

    「庭」という題名の本には『トムは真夜中の庭で』『子どもの本の詩の庭』など良い本が多いなあと思っていたので、

    この「庭」というタイトルの本が気になり、またメイおばちゃんが亡くなった後の家族のお話ということで、

    私は気になったのだと思います。

    でも、買った時にはまだ私の母は存命でした

    。図書館から借りてくる本を先に読むため、どうしても自宅の本は後回しになります。

    ふと、この本のことが気になり、読み始ました。

    両親を亡くし、メイおばちゃんの家に引き取られたサマー。

    「おばちゃんはまわりの人たちのことをよく理解して、受け入れていた」という一文を読んだだけでも、

    メイおばちゃんがどんなに愛情にあふれた人であったかがわかると思います。

    メイおばちゃんが亡くなって、オブおじちゃんが、メイの霊が現れたと言い出すところから始まります。

    亡くなった人の霊は大切な家族や友人の周りにいるといるような気が私もしています。

    もう話すことはできなくても、どこかで見ていてくれると感じるのは、それだけの愛情を生きていた時にもらっていたからでしょう。

    最後は、涙なくしては読めませんでした。

    不覚にも泣いているところを息子に見られて目が赤かったと言われていました。

    この感想を書きながらも思い出して泣いてしまいます

    児童書ってやっぱりいいなと思い、読んだ後すぐに感想を書きたくなりました。

    投稿日:2011/02/20

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