これまでにも同名の本はありましたが、
この本はまったく新しい感覚で、
仏教のお話なのに、とても洗練されています。
とくに絵は見事です。
これは平面の絵ではなく、キャンバスを重ね合わせた
きり絵のようなものなんですね。
キャンバス地も写っていて立体感があります。
内容は、いまどきの子どもたちにぜひ
わかってもらたいことばかり。
正直者は馬鹿をみる!
勝ち組こそが是!
そんな風潮が感じられる、
ささくれだった世の中だからこそ、
この1冊!という感じです。
日々の生活や仕事で疲れた大人にもジーンときます。
私も、何話か泣いてしまいました(’_’)
被災地の方などにもきっと、
心の癒しになるだろうなと感じました。
久々にいい本に出会えました。