5歳の娘が自分で選んで図書館から借りてきました。いろいろな動物が登場する賑やかでちょっとドキドキの絵本です。
ある日大雨が降って、川の水が堤防から溢れ出し、みんながいる牧場も農場も水浸しになります。にわとりも、ひつじも、うしも、あひるも、みんな急いで丘の上に逃げていきました。でもひとりろばのノアくんだけ、困っている友だちを助けてあげられるからと、残ることに。
ノアくんの長い耳が悲鳴を聞きつけ、逃げ遅れた小さな動物たちをみな助けてあげます。本当にともだちおもいのろばくんに、娘も尊敬の気持ちをもったようで、「えらいね、ろばくん」としきりに言っていました。
水がひいた農場に、みんながうれしそうに走って帰っていく最後のページが素敵です。