この絵本は、学生から「ぜひ読んでみて下さい」と紹介されたものです。うさぎとわにという珍しい組み合わせの主人公たちで、こんな組み合わせもあるんだ…と思いつつページをめくっていきました。ともだちってこんな風にできることもあるんだ、と思いました。ともだちなんかいらない、と思っていたとしても、誰かに声をかけてもらうことを心のどこかで期待していることもあるのかもしれません。意識的に「ともだちになろうよ」と行動するのも勇気がいるのかもしれません。
絵本に学生からのメッセージが添えられていました。「私もこのカイくんのような経験をしたことがあります。でもウーちゃんがたくさんいてくれて、今の私がいます…」といった内容でした。ともだちは作り方を教えて出来るのもではないと思いますが、きっかけは作ってあげることが出来るのではないでしょうか。「ともだちってそんなにわるくない」といったカイくんでしたが、「ともだちっていい!」って思えるようになるのもすぐでは?と思います。