中川さんの作品で、他の出版社が発売しているピーマン村シリーズがすごく温かみがあり、さすが元保父さんという作品ばかりなので大好きです。
そして絵本ナビの評価ランキングで、ひろさわさんの『ぷくちゃんのすてきなぱんつ』がとっても評判が良かったので、その2人の作品ということで手にとりました。
読んでみて、親の私がとっても感動してしまいました。
友達とか、人間関係とかって、大人になってもすごく大きなテーマで、悩んでしまうことだと思います。子育てをしていて思うことは、幼児期とはまさにその人間関係や友達つくりで色々悩む始めての時期なんだなあということです。
だからこそ息子に読んであげたいし、こうやって友達つくりに悩むことはみんな一緒なんだなあということを気付いてほしいし、こんな風に思っている子に友達の素晴らしさを教えてあげるウーのような子供になってほしいなあと思います。
息子の反応は、「ウーとカイが仲良しになれて良かったね」とニコニコしていっていました。少なくとも、今は友達関係に悩んでいないし、友達の良さに気付いている素敵な時なのだろうと思いました。
でもこの絵本のテーマって実は小さな小さな甘酸っぱい初恋の味かもしれないなあとこの頃思います。
素晴らしい絵本なので、大切にしていきたいです。