ルドルフシリーズの2作目です。
前作から1年が経ち、ルドルフの成長がとても感じられるお話でした。
リエちゃんの飼い猫だったルドルフがある日突然ノラ猫となり、そしてまた飼い猫になった時に感じた違和感。
いつの間にかノラ猫としての誇りを持っていたこと、そしてやはり飼い主はリエちゃんだけだと岐阜に戻る決心をします。しかも一人で。
人間でさえ東京から岐阜まで行くのは大変なのに、それを猫がやろうとするのですから本当にすごいことです。道中色々な困難がありますが、今まで勉強してきたことを活かして頑張るルドの姿に成長を感じました!
イッパイアッテナはイッパイアッテナで、飼い主の日野さんに会いたくて一人でアメリカまで行こうとします。
そのために英語まで勉強するなんて、こちらもすごい。
また、昨日の敵は今日の友。新たな友だちも加わります。
ルドルフと仲間たちの友情、冒険、そして自立。
嬉しいこと、悲しいこと、2作目もワクワクドキドキ、想像以上の展開でとても面白かったです。