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発達と障害を考える本(7) ふしぎだね!?身体障害のおともだち」 渡”邉恵’里’さんの声

発達と障害を考える本(7) ふしぎだね!?身体障害のおともだち 監修:日原 信彦
出版社:ミネルヴァ書房
税込価格:\1,980
発行日:2007年04月25日
ISBN:9784623048939
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • 車椅子だけではない

    身体障害とは、体のどこかに不自由のある場合全てを言う。ただし、この本では肢体不自由を紹介している。脳性まひ、二分脊椎、筋ジストロフィーの小学生をモデルに、日常生活で起こりうる誤解やトラブルとその対応策、解説。第2部は肢体不自由についての詳しい説明で理解を更に深める。

    肢体不自由というと、車椅子というイメージを持っていたが、それだけではなかった。足につける装具、栄養をとるチューブ、排泄のときに使う道具など様々な器具が必要な場合がある。特に印象に残ったのは、二分脊椎の3年生の少女が、トイレに行くときに特別な道具を使う必要があるため、いつもポーチをもちあるいているケース。他の子どもたちが好奇心で勝手にポーチを開けたり、からかわれるのが怖くていつも肌身離さず持ちあるいている。そのためにおきるトラブル。誰にも話せないために余計に問題を抱えてしまっていて、かわいそうだった。
    絵本では排泄について、体の状態についてクラスメートに説明をして理解してもらい、協力してもらうようにしたという対策を紹介していた。このようにうまくいくといいが、中には余計にいじめられたり、そもそも先生や学校が問題視してくれない場合もあるのではないだろうか。私が在籍していた学校はいじめがひどかったので、こういう場合の対応は難しい状況になったのではないかと思うと心が痛い。

    とはいえ、どうにか周囲の人たちとうまくやっていけるように、朝鮮を続けていくことが必要だ。こういう本を積極的に学校は活用してほしい。小さいうちに知っておけば、マシな対応ができるのではないかと思う。

    投稿日:2020/08/16

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