いせひでこさんの赤ちゃん絵本に登場する赤ちゃんがわが子に似ているようで好きでよく読み聞かせていました。
そんないせひでこさんの優しい風合いのイラストの絵本とあって手にしました。
はちみつ。
表紙に描かれたはちみつの瓶。
そのなんともとろりとしていて光ったイラストを見るとページを開かずにはいられません。
養蜂家のお仕事をとても丁寧に描写されています。
全く無知だった私にとっては驚きの連続です。
はちみつってこんなにも手間暇がかかって美味しいはちみつへと変わっていくのですね。
その中で一番驚いたのはみつばち一匹あたりが一生涯に生産できる蜂蜜の量・・・
ひとさじひとさじを味わっていただこうという自然への感謝の思いがあふれてきます。
その答えは是非!絵本を手にして知っていただきたいです。
私はこの絵本を通して、ひとさじの蜂蜜に対するありがたさが変わりました。
あまりスポットがあたらない養蜂家の方のご苦労が知れるとともに、みつばちへの見方も少し変わりました。
このイラストには本当に癒されます。
是非大人の方にもページをめくっていただきたい一冊です。