断捨離も根底にあるのは物を大切にすることだと思いますが、いつもどこかで「捨てなきゃ、片付けなきゃ」と焦っているような気がしている時に、この絵本を読みました。
もったいないばあさんには焦りなんかありません。
日が沈んだら寝るだけさ、とベッドに入ります。
祖母も、短くなった鉛筆には補助軸をつけ、
破れた靴下を縫ってくれ、
箱や包装紙など何でも取っていて工作に使わせてくれ、
ミカン風呂やユズ風呂を入れてくれました。
いつも優しく穏やかでした。
物を大切にする心は、落ち着いているなあ。
先月亡くなってしまった祖母と、もったいないばあさん。
二人のことを、絵本を読みながら子どもと話せる日が待ち遠しいです。