子どもにもったいないという感覚を教えるって難しいと子どもを育てながら思っていました。
大人はせっかく買ったのにとかせっかく作ったのにとか、それを子どもに提供するまでの間の苦労や努力を分かっているし、そのものが自分のもとに届くまでの背景も想像できるからからもったいないという感覚を持ちやすいのですが。
子どもが触れるものは、すでに着たり食べたり遊んだりできる状態になってるものが多いわけで、もったいないという言葉がピンとこないのかもしれません。
この絵本でもったいないの言葉を理解して、次は身のまわりにあるものがどのようにしてできあがったのか、ここまでくるまでにどんな道のりをたどってきたのか教えてあげることができたら、ものを大切にする気持ちが芽生えてくれるかもですね。