十二支の由来を描いた絵本はいろいろありますね。
私の一押しは、オーソドックスに、岩崎京子・文 二俣英五郎・画の絵本なのですが・・・
それに匹敵するくらい、こちらも好きです。
版画調の迫力ある絵は、勢いがあって楽しいし、向こうにはないエピソード(猫がどうして、顔を洗ってばかりいるのか?!とか、犬といのししのびり争いとか)が気に入ってます。
中でも、一番好きなのは、ずる賢いねずみに、一番を取られた牛の言葉。
「なあに。一ばんにならなくても、十二ばんまでにはいれば、いいんだ。あわてることはないよ」
早く早く・・・と、ついつい一番を目指してしまう現代人たちに、ゆっくりマイペースでいいよと、大切なことを教えてくれます。
絵本って奥が深いな〜と、感動する瞬間。
皆さんも、いろんな、十二支の絵本、読んでみてくださいね♪