小児ガンのレアとお友達のロビン。
レアの死の前後の様子を描いた作品。
難病の子どもと周りの子どもや大人達の気持ちをうまく描いた作品、と
聖路加国際病院小児科部長の細谷亮太先生も評価されています。
難病のお友達とどう関わるか、そして、
その死に接した時に、どうケアしたらいいか、
いろいろなことを考えさせられます。
とりわけ、死を受容していくレアの姿がしっかりと描かれています。
子どもだから病状の説明は避ける、ではなく、
しっかりと病気と向かわせてあげることも大切なんですね。
レアとロビンの心をつないでくれた『星の王子さま』という
本の存在も印象的でした。