この絵本にはじめて出会ったのは、絵本の講演にいったとき。
その方は、どんな赤ちゃんに対しても、まず最初にこの絵本を読むそうです。
そうすると、3ヶ月の赤ちゃんでも、じっと聞いているんですよ、とおっしゃっていました。
赤ちゃんにとって、この一見意味のないようなパ行の音が面白いんですね。
それから半年・・・やっと我が家にも「ぽぱーぺぽぴぱっぷ」がやってきました。
息子は最初、表紙を見せて「読む?」って聞いたら「いらん」と。(最近反抗期)
でも、「じゃあママは自分のために読むからいいよ」って
「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」って読み始めたら、横で聞きながらゲラゲラ笑っているのです。
そしたらひざに座ってきて、ちゃんと聞き始めました!
1ページごとに大笑いしています。
赤ちゃんはみんな最初は「なん語」から始まるのですから、
きっと、意味なんてなくてもいいのです。
この音の楽しさに笑い、絵に笑い、くり返し言って笑い・・・子どもと一緒に笑って楽しめればそれでOK♪な絵本です。
早口言葉みたいだけど、ちょっとくらいの間違いは気にせず、「正しく」読むより「楽しく」読むほうが、面白いと思います。