娘がおなかにいる時に薬局でお薬を待っている時に
この絵本と出会いました。
思いやりがまた次の思いやりを生み、気づけば
胸が温かい気持ちでいっぱいになり涙していました。
あふれ出る温かさに包まれ西日がたっぷり入ってきた
優しい時間でした。
言葉にするのは難しいですが、「どうぞ」とさりげなく
思いやりが手から手へ繋がっていく「いいな。この子が
生まれたら絶対一緒に読みたいな」と思い思わず
おなかをさすったのを昨日の様に思い出します。
生まれてから二人で一緒に読みました。
内容を理解していない娘はニコニコとそばにいました。
その後も二人で何度も読み返しました。
今娘は10歳です。二人でもう一度手にする「どうぞのいす」は
娘にどんな思いを残すのでしょう。