目の見えない人へのボランティアを
もう10年も続けています。
当事者の方たちとお話するたびに
目が見えないからこそ
研ぎ澄まされる別の感覚があることを実感します。
そして、こちらが「それはそれは大変だろう」と想像するほどではないことも
結構あるようです。
この本を読んでいて
「そうだそうだ」と実際の声を聴いたことのある私は
うなずくことばかりでした。
ただ
「もうすこし、こうであったら」と思う場面も多いみたい。
電車のホームは
慣れた場所でも少し怖いと聞きます。
見えなくても何でもできるけど
ちょっとだけのお手伝いで
もっと楽になるなら
ちょっとだけ勇気を出して
声をかけてあげてほしいです。