テストで100点をとった子にだけ配られるシール。
このシールをきっかけに、子どもたちの間で様々な問題が起こります。
読み始めはこのシール制度にただ憤りを覚えるばかりでした。
が、次第に子供たちのやり取りに心を引き付けられ、
最後はなんだかとっても温かい気持ちに。
(あとがきを読むと私の心情の変化にも納得させられました。)
子どもは度々間違いを起こすものです。
そんな間違いを繰り返しながらも成長していくのだと思いました。
友達を思いやる純粋で優しい気持ち。
それをいつまでも大切に持ち続けてほしいと、願わずにはいられませんでした。