今ままでは、個人の頑張りのご褒美としてもらえていたシール。それが、班全体が頑張ったことの評価としてもらえることになる。
組んだ相手次第ではもらえないことも。勉強ができない子にとって苦痛?できる子にとっての方が実は深刻。
勉強における連帯責任って、今までの子どもたちの関係も壊しかねない。
そんな大人の心配をした私ですが、思いがけない展開で進んでいきます。
『びりっかすの神さま』を読み直したところですが、びりの子にも優しいまなざしが注がれ、また大人が介在しない中で、子どもたち同士で問題を解決する力があることを私に思い出させてくれました。
日本よりも学歴社会と言われている韓国で絵本になったというあとがきにもうなずける気がしました。