こんなコンセプトの絵本を待っていました。
私はふだん、声に出して本を読んだことのなかったので、読み聞かせが上手くできませんでした。
この絵本のように、読み聞かせにこだわったものがあると、新米ママには心強いなと思います。
お話の基本である、昔話をチョイスしているのもいいなと思いました。
ももたろうが、バーンと生まれてくる場面や、
海を渡って、鬼が島に向かう場面などは、
インパクトがあって、ひきつけられます。
鬼たちも、怖いようで憎めないキャラがおもしろかったです。
武田さんの元気いっぱいの絵が、ぴったりあっていてよかったです。
「とりのみじいさん」のお話は、聞いたことがありませんでした。
昔からこの手の話が、うけていたんだなとおかしくなりました。
読み終わったとき、ママも子供もにっこり顔になる絵本です。