「卵の緒」
ぼくは捨て子だと言う男の子と育ての母親とのお話。
この母親が少し変わった人だけど面白い人でした。
誰よりも息子を愛しているというのは真実でしょう。言葉でも行動でもこの母親の気持ちがよく伝わってきました。言葉も行動も大切ですよね。この強いきずなはうらやましいです。
「7’s blood」
今は亡き父親と愛人の間に生まれた6歳下の異母弟 七生。実の母親も入院してしまい、彼と2人きりで暮らすことになった高校生の七子。
最初は人が望む反応をすることを身に着けた七生に不自然さを感じ、彼が気に入らなかった七子ですが、だんだんと打ち解けていって…。
七子の実の母親の真意は予想はつきましたが…。
こちらの作品も母親の愛情を感じるお話でした。