図書館の新刊コーナーにあり、思わず手に取りました。
表紙の絵から、印象的でした。
中も、とにかく絵が怖いです。
これまでも、子どもが怖がるような絵本はたくさん読んできました。
個人的には、質の良い「怖い絵本」は子どもの想像力を刺激し、大人になってからも心に残っていくものと思うので、嫌いではないです。
ただ、この絵本は私がこれまで読んできた絵本とは違って、大人が読んでも怖いです。小さい子や、怖がりな子にはあまりおすすめできません。
寝る前に読んだら夢に出てきそうだし、これからブランコに乗りたくないとか言われたらどうしよう、と思いましたが、6歳と3歳の子どもたちは「いや〜っ!」と派手に怖がりながらも、特に引きずることもありませんでした。
そして嫌と言いつつも、読んでいるとついつい絵本を見てしまうようで、何度も何度も読みました。
楽しい絵本ではありませんが、日常の中の何気ないことが、ふと怖くなるような瞬間を、子どもと一緒に体験できました。
この絵本を楽しめるかどうかは、子どもの性格によるところが大きいと思うので、積極的にお友だちに勧めることはないと思いますが。。。