最初から最後まで、出てくるのは石、石、石。。
石のみです。色はなく、鉛筆のみで描かれたシンプルな石の絵。レオ=レオニにこんな作品があったんだ!珍しいと思い読んでみると。。
不思議なほど引き込まれました。色がない分、1つ1つの石をじっくり見ようとするのかしら。。
レオニが描くと同じ石でもこんなにも、魅力的で違った物に見えるのですね。
娘は、よく石や棒を拾って家に持ち帰ろうとします。
お家にもあるから置いていってと言うのですが、なかなか聞かずよく持ち帰ってきます。
娘にとっては、同じ石や棒でも、それぞれが特別な物なのかもしれないと、この本を読んで思いました。
忙しい日常の中でも、そういうことに気付ける余裕を持ちたいなと思いました。