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まほうのさんぽみち(評論社)

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ここがわたしのおうちです」 レイラさんの声

ここがわたしのおうちです 文:アイリーン・スピネリ
絵:マット・フェラン
訳:渋谷 弘子
出版社:さ・え・ら書房
税込価格:\1,430
発行日:2011年10月
ISBN:9784378014913
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • 自由詩で思いを表現

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳

    2012年度青少年読書感想文全国コンクール小学校中学年の部課題図書。
    原題は『WHERE I LIVE』。
    「LIVE」のニュアンスを大切に受け止めたいです。
    自由詩、手紙、メモ書きで、主人公ダイアナが思いを綴ります。
    物語の構成が新鮮で、最初は戸惑いますが、
    やがて、このようなスタイルである理由もわかってきて、
    全体像を見て、その素敵さに拍手!でした。
    ダイアナは素敵なおうちがあって、親友もいて、とても幸せなのです。
    ところが、お父さんが失業、引越しを余儀なくされます。
    ダイアナはありのままの気持ちを綴ります。
    それが実は、何よりも癒しでもあったのですね。
    表現することの大切さが伝わってきます。
    自分の感情を綴り、その気持ちを自分で受容することを教えてくれた、
    担任の先生、詩の勉強会の先生の存在が素敵です。
    もちろん、家族もいろいろな視点からそっと寄り添います。
    そして何より、いとおしい友情がたっぷり描かれます。
    冒頭と最後で出てくる「WHERE I LIVE(ここがわたしのおうちです)」の描写は、
    新旧での対比が鮮やかです。
    引越しなどで寂しい思いをしている子どもたちにはぜひ、届けてあげたいおはなしでした。

    投稿日:2012/07/06

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