田島征三さんの描くきのこは青くて、洞窟の中ということもあって、とても不気味に見えました。
特に洞窟から飛び出してきたときのきのこにはいくつも顔が描かれていて、気持ち悪かったです。
なにか悪いことでも企んでいるきのこなのかと思いきや、
「心の中の思いを吐き出した」動物たちの心を浄化し、最後はたぶん胞子を飛ばすために、きれいな花火(?)を見せてくれただけでした。
お話自体は面白かったのですが、洞窟の中の話だメインなので、少し離れると絵がよく見えません。
意外とページ数があります。
「心の中の思い」(おもいのたけ)を聞く物語なので、あまり年齢が低い意味が分からないかもしれません。
読み聞かせに使うなら、4年生以上にお薦めします。