去年の秋ごろから「どんぐりむら」シリーズにはまった娘。これは3冊目くらいに図書館で借りて読みました。自分と同じような年齢と思われるどんぐりのおにいちゃんが、おまわりさんにあこがれて頑張る様子を、毎晩、ドキドキハラハラしながら、聞いてくれたようです。
その後、しばらく借りていなかったのですが、本を読んだあと半年以上たった昨日急に「私、どんぐりむらのおまわりさんで出てきた子みたいに、自転車にちゃんと乗れるようになりたいの!」と言ったので、びっくり。よっぽど、印象に残ったのでしょうね!
絵本の表紙の裏に書かれたキャラクター紹介で、どんぐりの木と種類を学んだり、他の話で出ていたどんぐりを見つけたり、と多彩な楽しみ方があるのも大きな魅力。
ちなみに、母である私は、どんぐりのお兄ちゃんが家になかなか帰宅しなくて気をもんでいるパパママの気持ちに、大いに共感したり、おまわりさんの仕事へのまっすぐな姿勢に感動したり、どんぐりの種類の多さに初めて気づいたり。新しい発見がたくさんありました。大人も楽しめる、素敵な絵本です。