タイトルに惹かれて図書館で借りたのは文庫サイズ。訳者あとがきを読んで、英文を読んでみたくなって、中古本を取り寄せました。米国から届いた本は思っていた以上に大きく、今度は絵の細部までよく見えて、再度訳者あとがきを読みたくなって日本語版も購入しました。
おじいさんと猫の交流も、絵の細部に書き込まれている「小道具」も、読めば読むほど奥深い。冬になって読むと、猫が朝寝坊した理由がわかりました。
新型コロナ禍のオンライン授業の一環で、小学高学年に紹介しました。中学生向きの本を読んでいる児童たちに「絵本」はどうかな?とも思いましたが、のちに中学生の国語の教科書に掲載されていることを知りました。絵と文のどの部分が掲載されているのかが気になります。