柳田邦男さんの紹介で読みました。
夢追い人のお父さんの一言で
3000キロ以上を旅して
リンゴなどの果樹を運ぶことになるのですが、
日本で言えば北海道から鹿児島までを
しかも子どもが8人もいて!
絵本だからかもしれませんが、
絵だけを見るとお父さんがとにかく頼りないんです。
自分だけ、馬に乗って、
子どもたちは裸足で歩かせたり、
みんなががんばっているときに
一人楽していたり、
毎回子どもたちと
「このお父さん何もしていないね〜」なんて
言いながら読み進めました。
でも、こんなふうに
夢を抱き、家族を巻き込みながらも
家族みんなが笑顔で前向きに生きているのは
お父さんがあまり完璧な人じゃないから?
な〜んて考えながら楽しく読みました。