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きみとぼく(文溪堂)

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岩波少年文庫 七つのわかれ道の秘密 下」 てんぐざるさんの声

岩波少年文庫 七つのわかれ道の秘密 下 作:トンケ・ドラフト
訳:西村 由美
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\836
発行日:2012年08月17日
ISBN:9784001142150
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • フランス先生の頑張りの好感度『大』!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    さて、「七つのわかれ道の…」下巻です。
    下巻を手にされた方はもう、当然上巻を読んでいると思います。

    下巻では「フランス・ファン・デル・ステフ」先生はどちらかというと「赤毛のフランス」でいる方が多くなります。

    この物語で面白いのは、ちょっぴり不思議な物語であるのに、フランス先生は自分のいる《現実》から別の世界へ移動したりするわけではないんです。
    あくまでもすべてこの世界で実際に起こっている。
    だから、フランス先生は“赤毛のフランス”のように素晴しい機転で危機を脱することもないし、突然スーパーマンのような力を発揮することもありません。
    でも、「可哀そうなヘールトーヤン」少年のためにがんばちゃうんです。
    そこがものすごく好感が持てました。
    最後は大きな戦いやけがもなく、大円団で楽しく終わりました。
    こういうところも良質な児童書作品ならではなんだろうなと、改めて思いました。
    小学校五年生の子どもたちと先生のお話なので、お薦めは4,5年生くらいから。
    読み手の子どもたちが物語の同年代の子どもたちや“赤毛のフランス”との冒険を楽しんでくれるといいなぁと思います。

    投稿日:2015/02/08

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