宮沢賢治と言えば、訳がわからない、かわいそう、なんとなく物悲しい。
残念ながら、私にはそう思えてしまい、好きなお話がほとんどありません。
が、この本だけは好きです。
その理由は単純、ゴーシュがハッピーになるから。
宮沢賢治独特の音や様子を表す表現、
「トーテテ テテテ」なども苦手なのですが、
この本は、あまり違和感を感じずに読むことが出来ます。
むしろ、猛烈にセロを弾くゴーシュの勢いが感じられて好き♪
いらっしゃると思います、私と同じように、宮沢賢治ワールド、得体の知れない設定が苦手な方。
このお話は、大丈夫だと思います!
一度お手に取っていただきたいと思います。