新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

泥かぶら」 hime59153さんの声

泥かぶら 原作:眞山 美保
文:くすのき しげのり
絵:伊藤 秀男
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2012年09月09日
ISBN:9784916016959
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,465
みんなの声 総数 16
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  • 素晴らしかったです

    親を失った子供が、一人で生きている。
    昔話だとよくある設定ですが、今では考えられません。
    そんな設定が成り立つような状態が、昔にはあったのだということに、まず考えさせられるものがあります。

    そして、誰からも世話されることなく、悪口ばかり言われる日々の泥かぶら。
    読んでいて悲しい気持ちにならずにはいられません。

    転機が訪れ、泥かぶらがひたむきな姿勢で村の人達に接する様子は、見ていて苦しい、けれど、変わりたいと願う人間の強さを感じます。
    そして、心の底から人間が生まれ変わっていく様は、本当に素晴らしいものでした。

    物語が終わっても、泥かぶらの人生は続いていくでしょう。
    けれどきっと、真っ当で幸せなものになるでしょう。
    そんな未来を予感させる、晴れ晴れとするラストでした。

    投稿日:2020/02/22

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