私自身は5年生?6年生?くらいで眼鏡だったので、ある程度周りに眼鏡をかけている子がいたり、揶揄うような年齢ではなくなったり、という感じてしたが、今のように子供用のお洒落な眼鏡なんてなかったのでやっぱり嫌でした。なので、この主人公の気持ちはすごく分かりました。しかし、この主人公の周りには優しくて賢い大人がいて幸せだな、と思える結末です。今の子供たちは、個性を認めあうことが昔よりずっとできるので、眼鏡かけたくらいでは…と思うかもしれませんが、自分の子供たちが当事者となったときに少しでも不安を除いてあげるためのよい1冊でした。