話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり

王さまめいたんてい」 なーお00さんの声

王さまめいたんてい 原作:寺村 輝夫
構成・絵:和歌山 静子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2012年09月
ISBN:9784652045114
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,160
みんなの声 総数 47
「王さまめいたんてい」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 古い友人のような 受賞レビュー

    「ぼくは王さま」といえば、
    おそらく誰もが聞いたことのある有名なシリーズです。

    そのタイトルを聞いただけで、
    「ああ、あの王さまね!」と、
    ひげに黄色い冠の王さまの姿が、思い浮かぶのではないでしょうか。

    わたしと王さまが出会った場所は、
    記憶によると 小学校の図書室でした。

    低学年だったその当時から とても人気のあるシリーズで
    常に誰かが借りていたように思います。

    そうそう、それで、
    タイトルは聞いたことがあれど、なかなか現物を見ることが出来ず
    実際に手に取ることが出来たのは
    中学年になってからだったような・・・。

    わがままで、自由で、家来たちも手をやいてしまうのだけれども
    どこか憎めない王さま。

    「わし」ではなく、「ぼく」・・・。
    「おうじさま」ではなく、「王さま」・・・。

    本当に大人なのか?
    もしかすると、子どもなのか?
    いや、でも、ひげがあるな・・・
    と、王さまの魅力に いつの間にか引き込まれていたことを思い出します。

    大人になったいま、改めて読んでみると
    この「王さまシリーズ」の、ひょうひょうとした、
    それでいて温かい空気が そっと心に寄り添ってくれるのを感じます。

    絵本って、小さな子だけのものではないよ、
    と言ってくれているようで、なんだかほっとします。

    この、「王さまめいたんてい」は はじめて読みましたが
    どうしてか懐かしく、
    ずっと昔に出会った物語のように感じました。

    あたまが良いと思われたいがために、
    大変な事件が起きた!と触れ回り 名探偵になろうとする王さま・・・。
    でも、誰かが傷つくやり方ではなくて
    自分の大事なお人形を誘拐(?)しちゃうあたりが、憎めません。

    表紙の王さまの表情が、「してやったり!」と自信に満ち溢れていて
    これまた憎めないのです。

    まるで、昔からの友人のような気がしてしまう、「王さま」。
    きっと、私だけではなく 沢山のひとの「友だち」なのだと思います。

    これからも、何十年たっても
    学校の図書室や本屋さんに
    自信満々の表情で並んでいて欲しい存在です。

    投稿日:2015/06/26

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「王さまめいたんてい」のみんなの声を見る

「王さまめいたんてい」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / どうぞのいす / はらぺこあおむし / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(47人)

絵本の評価(4.56)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット