本好きだった少年、文章を書くのが好きだった少年、そして図書館で働くことを目指した少年…、実はそれは私自身なのですが、この絵本は自分のことを語っているようであり、これからの自分の道を教えてくれているようでもありました。
本が好きになったのは、本の世界に魅せられたから。
それは人が書き記した物語でした。
文章を書いて、いつかは自分以外の人が見るのかもしれません。
こうして誰もが自分の記録を、次に伝えていくのでしょうか。
でも、この絵本をそんなに重い気持ちで読んではいけないでしょう。
本を読むこと、自分を書き記すことが好きのなってくれるといいな。
とても夢のある絵本です。(約7分)