シンプルな表現でまとめられた絵本なんですけど
クマくんとパパとママが住み慣れた家を出るときの
気持ちが手に取るように分かります。
我が家は転勤族とかで引っ越しが多いわけではないですが
前の家を離れるときにまさにこういう気持ちでした。
家具が全くなくなった部屋に立ってしばらく過ごす。
声には出さないけれど 部屋との対話みたいな瞬間があったと思います。
いろんな家での思い出も走馬灯のように思い出される。
どんな物でも人でも必ず別れはきますもんね。
そんな別れに際して 「ありがとう」の気持ちはいつも持っていたいですね。