モンドリアン風の表紙が素敵だったのと、ラティスラヴァ世界絵本原画展受賞作品だということで、衝動買いをしてしまった本。
ストーリーは、ケープドリと犬のツングステンが新しい未来を探していくという設定になっている。格別におもしろいわけではなく、普通といったところ。
が、モンドリアン風の三原色 + 黒&白 、水平垂直の線で表現された絵がおもしろいし、おしゃれ。
最後の方のレコードの音の表現などが、私はとても好きだ。
興味ないだろうな、と私が覆っていた2歳の息子は、地下鉄やカート、駅などの絵に惹かれたようで、結構、読んで欲しいともってくる。
代表的なモンドリアンの絵しか知らなかったのだが、初期の作品のような表現もあり、モンドリアンのことをもっとよく知りたくなった。