『JUST RIGHT』が原題。
この歯切れの良い題名も味わいたいですね。
もちろん、日本語訳も明快です。
クリスマスイブ、王様は姫のために大きくて赤い布を見つけます。
早速買って帰り、お針子たちにマントを作らせ、残り布を裏口の外へ。
それを料理番が持ち帰り、上着を作って、残り布を裏口の外へ。
そう、そうやって、残り布が、次々と、それぞれにぴったりの物に変身していくのですね。
ぴったりのクリスマスって、みんなが幸せということが素敵です。
『おおきいツリーちいさいツリー』や、『ヨセフのだいじなコート』にも通じるストーリーですね。
クリスマスカラーでもある赤い布のもつ温かさが伝わってきました。